【NPOとNGO】違いと共通点は? ー活動目的と活動範囲 ー

知識

 

NPOとは

NPO(Non Profit Organization)とは、日本語で非営利組織と言います。
目的は「社会問題の解決、社会貢献」であり、一般企業との違いは営利を目的としない点です。

特徴

  • 営利を目的としない
  • 社会課題の解決、社会貢献を目的とする
  • 法人化することができる(NPO法人=特定非営利活動法人)

※日本では、2020年現在約5万1000のNPOが法人化されているようです。

 

NGOとは

NGO(Non Govermental Organization)とは、日本語で非政府組織と言います。
目的は「国際的な課題の解決」であり、NPO同様営利を目的としない民間組織です。

特徴

  • 営利を目的としない
  • 国際的な社会課題の解決、社会貢献を目的とする
  • 法人化できない。NGOを設立する際、申請、届出などがない
  • ⇒自分たちが「NGOだ」といえばNGOである

 

NPOとNGOの違い

NPOとNGOの違いは「活動の場」でしょう。

NGOも「非営利」であるため、広い意味ではNPOの一部と考えられますが、その中でも国際的な課題に取り組む組織」であることが特徴です。

NPOもNGOも大目的は同じ「社会課題の解決」です。
世の中には様々な社会課題が存在するため、その対象を考えたときに国を超えた活動範囲国の中が活動範囲か、NPOとNGOの違いはそのように考えれば大きな相違はないかと思います。

 

共通相違(NPO)相違(NGO)
目的社会課題の解決
組織形態非営利組織
活動の場国内国外
法人化できるできない

 

NPO法人の設立要件

特定非営利活動促進法により法人格を取得できる団体は「特定非営利活動」を行うことを主な目的とし、活動目的として次の要件を満たす団体です。

20種類の活動内容

  1. 営利を目的としないこと。
  2. 宗教活動や政治活動を主目的としないこと。
  3. 特定の公職の候補者若しくは公職にある者又は政党を推薦、支持、反対することを目的としないこと。
  4. 特定の個人又は法人その他の団体の利益を目的として、事業を行わないこと。
  5. 特定の政党のために利用しないこと。
  6. 特定非営利活動に係る事業に支障が生じるほど「その他事業」を行わないこと。その他事業の会計については、特定非営利活動に係る事業の会計から区分して経理することが必要であり、その利益は、特定非営利活動に係る事業に充てること。
  7. 暴力団、暴力団又はその構成員若しくはその構成員でなくなった日から5年を経過しない者の統制下にある団体でないこと。

 

NPO法人の活動内容

NPO法人の活動内容は、特定非営利活動促進法で決められています。
定められた20種類以外の活動で、NPO法人を設立することはできません。

・保健、医療又は福祉の増進を図る活動 
・社会教育の推進を図る活動 
・まちづくりの推進を図る活動 
・観光の振興を図る活動 
・農山漁村又は中山間地域の振興を図る活動 
・学術、文化、芸術又はスポーツの振興を図る活動 
・環境の保全を図る活動 
・災害救援活動 
・地域安全活動 
・人権の擁護又は平和の推進を図る活動 
・国際協力の活動 
・男女共同参画社会の形成の促進を図る活動 
・子どもの健全育成を図る活動 
・情報化社会の発展を図る活動 
・科学技術の振興を図る活動 
・経済活動の活性化を図る活動 
・職業能力の開発又は雇用機会の拡充を支援する活動 
・消費者の保護を図る活動 
・前各号に掲げる活動を行う団体の運営又は活動に関する連絡、助言又は援助の活動 
・前各号に掲げる活動に準ずる活動として都道府県又は指定都市の条例で定める活動