「話し方について〜相手に伝わる効果的な伝え方〜」

会話

今回は悩みが尽きない話し方についてです。人の話を聞いていて、非常に面白くて引きつけられた経験はあなたにもありますか?

逆に同じ話を聞いていても、単調で飽きてしまい、油断すると睡魔すら襲ってくる経験はありませんか?

学生時代も時間があっという間に過ぎる講義をする教授もいれば、何回時計を見ても全く時間が進まない講義をする先生もいますよね。

どちらが人気があるか、もうお分かりですよね。

社会人になると年齢関係なく人前に出て、目上の方に話をする機会は増えますよね。

プロジェクトの大切なポイントを伝えていくときも、重要な情報を伝えるときも、意図することが伝わらなかった経験は誰にでもあると思います。

もちろん、話を全然聞いてくれない人にも問題がある場合もありますが、話す側にも話を聞いてもらう責任があります。

人に物事を伝えるためには、きちんとした話し方の技術を身につけなければなりません。

人の心を掴んで考えを伝えられる社会人と、心を掴めず考えを伝えられない社会人。仕事のできるできないの一つの要素として話し方一つで大きな変化が出てきます。

みなさんはどちらになりたいですか?

それでは「心を掴む」人への話し方の基本を紹介していきます。

話術

話術とは、基本的な話し方のことです。

話のネタやスキルといったものとは違います。

話し方をマスターすることにより話の内容も全く違った印象になります。

例えばどんなに素晴らしい曲でも、スピーカーが悪ければ音が割れたり、聞きづらいものになります。話も同じことが言えます。

どんなに良い話でも話す人の伝え方、話し方次第で大きく変わってきます。まずはテクニックやネタよりも話し方から意識することが大事です。

話し方の基本項目は4つです。

①アイコンタクト
②話のスピード
③声量の強弱
④ジェスチャー

①アイコンタクト

「目は口ほどにものを言う」ように、目の配り方によって話の印象時代も大きく変わってきます。

・一対一で話す場合:

・複数人に話す場合:基本的には、無限大の・を描くように全体を見ながら話をします。ただし、その中でも個別に伝えたい場合は、その話の内容の部分で伝えたい相手を特に見ながら話をすると良いでしょう。

「目は口ほどにものを言う」と書きましたが、あなたも目を合わせない人と話をした経験はありませんか?

色々な話をされても、内容以前に信用できませんよね。

ここでは、複数人の人に話す場合をお伝えします。

「無限大の記号を描くように」と書いてありますが、例えばあなたが相席居酒屋でも合コンでも4:4の場面で目の前の異性があなただけに目線を注いでいたらどうでしょう?

タイプかどうかは別として、興味は持ってもらっていると思うので、悪い気持ちにはならないはずです。

(目線を逸らさないくらい見られたらそれはそれで嫌だと思いますが)

ただし逆の立場だったらどうでしょうか?嫌われているような感覚になり、良い気持ちはしませんよね。

これはコンパの場ではなく、会議の場や朝礼など、仕事に関わる場面でも同じようなことが言えます。

個別に重要性を持って話したいときは、キーマンにアイコンタクトを送り、全体に伝えるときは、全体にアイコンタクトを送るように心がけましょう。あなたがこの人に伝えたい!というときは特定の方に熱い視線を注ぐと関心があることが伝えられますからね。

結果はどうなるかはわかりませんが、あなたの関心は少なくとも伝わるのではないでしょうか?

是非普段の会議の時から、アイコンタクトを実践してみてください。

②話のスピード

話すスピードを変えることによって、重要感を持たせたり、迫力を持たせることができます。わかりやすく言うと、ゆっくり話すか早口で話すかということです。

皆さんは話を聞いたときにあまり頭に残らなかったな、と思ったことはありませんか?

それは、話すスピードが同じであることで耳が慣れてしまうからです。それは、音楽でも一緒です。単調な音楽を聞いたときに、印象が薄かったりします。ただ、逆に早い部分、遅い部分がハッキリしていた場合は印象にの頃ます。ほとんどの曲もそのメリハリがあります。

それを話でそのまま置き換えてみてください。当然、話自体も印象を与えるものになります。

その速さを使い分けることで効果が増していきます。

・ゆっくり話す効果:重要感、大事な部分を強調できる

・早く話す効果:迫力を持たせることができる。

スピードはわかりやすいと思います。大事なことを早口で話されてもわかりませんよね。

例えば会社の上司や先輩に「君には期待しているよ!」と早口でサラッと言われたらどうでしょうか?

適当に言ってるな…と思ってしまいますよね。

やはり「君には、期待しているよ!」とゆっくり言われた方が伝わりますよね。

逆に次は早く話す効果です。

迫力をもたす効果がありますが、部長や社長が朝礼で「絶対に、成功させるぞ〜」とゆっくり言われても微妙ですよね。

やはりここは「絶対に成功させるぞ!」と早く迫力を持った声で言われた方が説得力がありますよね。

③声量の強弱

声の大きさを変えることによって、相手を話に引きつけたり、迫力や重要感を持たせて相手に伝えることができます。

こちらも②のスピードと同じで、声の大きさのメリハリによって、話に集中させることができます。

・大きい声で話す効果:迫力や重要感、大事な部分を強調します。

・小さい声で話す効果:相手を話しに引き付けることができます。

声量に強弱もわかりやすいと思います。

小さい声は、引き付ける効果があります。

小さい声で「ちょっとここだけの話なんだけど…」と言われると、何を言われるかとても気になりますよね。

大きい声で「ここだけの話なんだけどー」と言われても、誰にでも言ってる内容だろうと思ってしまいますよね。

つまり話を引き付けたいときは小さな声ということです。

②「話のスピード」と③「声量の強弱」の組み合わせ

話し方の基本的スキルとして、話のスピードと声量の強弱を伝えましたが、この2つを合わせるとより効果が出てきます。

⑴大きくて速い
⑵大きくてゆっくり
⑶小さくて速い
⑷小さくてゆっくり

⑴大きくて速い

迫力を出すことができます。

ドラえもんに登場するのび太のママの怒り方はこの2つの効果が発揮されています。

早口かつ大きな声で「のび太〜!またテストで0点取って!あなたは何してるの!」と言われたらすごく迫力を感じますよね。

逆の場合を想像するとわかりやすいのではないでしょうか?ゆっくり小さな声で言われても、すごく平和な感じでテレビ的にも面白くないですよね。

仕事に置き換えると、クレームの電話が来た時や上司が部下に叱る時を想像するとわかりやすいと思います。

⑵大きくてゆっくり

こちらは学校の授業で先生が、次のテストに出るポイントを伝えるときに、よく使っていたと思います。

ゆっくりと「いい胸毛、平清盛。1167年に太政大臣になった平清盛!ここ覚えといてくださいね〜」

と言われたら、テストに出ると感じて覚えますよね。

仕事に置き換えると、プレゼンで1番伝えたい部分や電話で相手に要点を伝える場合に使えます。

このように大きい声でゆっくり話すことで重要感をもたせることができます。

⑶小さくて速い

小さくて速いのはほとんど効果はありません。

小さくて聞きづらい上に早口で話されたら聞き手はお手上げです。

緊張した場面ではこのように小さくて速くなってしまいがちなので注意が必要です。

逆に、この人とは関わりたくない!という場合には使えるかもしれませんね。

⑷小さくてゆっくり

学生時代に悪いことをするときに「ねぇ、ねぇ、ちょっとこっちきてよ…」と言われると引き付けられませんでしたか?

ひそひそ話は小さくゆっくり話しますよね。

仕事では、話と話の間に「ただ、実はここだけの話がありまして…」と言われると、次の話が気になりますよね。

使い分けとして小さくてゆっくり話すパターンがあると強いですね。

このように、基本の話し方を組み合わせることで大きな効果を出すことができます。

あなたも、自分自身が話をしていく内容に基づく目的を意識しながら話し方を変えていくと、大きな効果が期待できますね。

④ジェスチャー

話を理解するということは、言葉を理解しているだけでなく、そのほとんどは頭に描いたイメージを捉えているということです。頭に描ける話というのは、わかりやすいものです。

基本的なスキルの部分でも説明しましたが、ノンバーバルコミュニケーション(非言語表現)が話の印象の55%を締め、更に言語表現の内38%は周辺言語が占めています。

つまり、93%は言葉以外の部分になります。これから考えられるようにジェスチャーの重要性はかなり高いことがわかります。

あなたが仕事でプレゼンテーションをする時に、ただ話しているだけでは伝わりづらくなってしまいます。

物事を伝える時に、ジェスチャーを使って話をすると、やはり思いを意味合いも伝わりやすくなります。

例えば、悪いことをして謝る際に、頭を下げながら「申し訳ございませんでした。」と言われるのと、頭を下げずに「申し訳ございませんでした。」と言われるのではどちらが伝わりますか?

やはり、しっかりと頭を下げるジェスチャーを取り入れたほうが思いが伝わりますよね。

ただし注意が必要です。「わざとらしいジェスチャー」は逆効果を生んでしまうことがあります。

プレゼンで不自然にジェスチャーを入れていると、見る側が内容に集中できないこともあるので注意してください。

では世界的に有名なプレゼンテーションをこちらにあげますので、是非ご覧ください。

スティーブジョブスがiPhoneを発表した時です。

●引き付ける話し方が社会人には必要

基本的な話し方をここまで紹介してきました。

社会人として話し方を学ぶ重要性についてわかっていただけましたでしょうか?

最初にお伝えしたとおり、聞き手を引き付ける話し方は本当に大切なスキルです。

やはりどんな場面でも人を動かすのは言葉であり、伝わらないと動いてもらえないですよね。

また言葉だけでなく、思いも伝えられる社会人になっていくためには、自分の思いが聞き手に伝わる話し方をしなくてはいけません。

日常のコミュニケーションもそうですが、様々な思いを伝える場でも発揮できるようになると良いですね。

是非あなたも練習を積み重ねて聞き手を魅了する話し方ができるようになりましょう。

ありがとうございました。